TODO: 画像サムネつくる
概要
最近は2024年から始まった新NISAの枠を埋めることに力を注いでいましたが、2025年1月から iDeCo もはじめました。
存在は知っていたのですが、イマイチ60歳以降のことに想像力やモチベーションが働かず、、、後回しにしていました。
キッカケもあり始めました。
キッカケ
ギリギリ「児童手当の所得制限対象になった」からです。
共働きで、子は妻の社会保険に扶養で入っているため、 昨年の所得が 622万円 を超過すると所得制限になるようでして知らなかったでした。。
一昨年までは2人扶養に入っていたので、対象外になっていたようです。
児童手当の所得の計算では医療費控除と小規模企業共済等掛金控除 が対象らしく、その所得の調整に使えることを知り、それもキッカケに興味を持ちました。
- 0人: 622万円
- 1人: 660万円
- 2人: 698万円
- 3人: 736万円
ただ、2024年10月からの児童手当の拡充にて満額支給されるようになり、関係なくなりましたが
いつなにかしらで所得制限がふえるかもわからないので元々興味もあり口座開設しました。
掛け金
17000円/月: 年20万円に到達するように設定しました
節税効果
現役時代
もし額を変えずに来年1年続けたとするとして計算してみると、、、(計算の便宜上社会保険料などは省略しています。)
節税効果 61,200円、 手取り マイナス 142,800円
控除前
- 年所得: 5,000,000
- 所得税: 572,500
- 5000000×20%−427500
住民税: 457,000
- (5000000-430000)×10%
合計: 1,029,500
- 572500+457000
- 手取: 3,970,500
- 5000000−(572500+457000)
控除後
- 年積立: 204,000
- 年所得: 4,796,000
- 所得税: 531,700
- 4796000×20%−427500
住民税: 436,600
- (4796000−430000)×10%
合計: 968,300
- 531700+436600
- 差額: 61,200
- 手取: 3,827,700
- 4796000−(531700+436600)
- 差額: 142,800
手取りは減りますが、退職金を積み立てているだけで税金が軽くなるとは良い制度だと思いました、
が受け取りの際の仕組みがとっつきにくいなとも思いました。(退職所得控除については後述します)
老後
これは節税といいますか、受け取り方を考えておかないと損するという話です
退職一時金として受け取る場合
退職所得控除 がある。
積立期間が20年未満の場合 年40万までの積立は非課税。
-> 10年の場合 400万円まで非課税
-> 11年の場合 440万円まで非課税
...
-> 15年の場合 600万円まで非課税 といった感じ
積立期間が20年以上の場合 20年までは 年40万 21年以降は 年70万ずつまでが非課税
-> 20年の場合 800万円まで非課税 (800 + 700)
-> 21年の場合 870万円まで非課税 (800 + 701)
-> 22年の場合 940万円まで非課税 (800 + 702)
...
-> 30年の場合 1500万円まで非課税 (800 + 7010) といった感じ
私は25~35年くらいの積立期間になるので、30年とした時に1500万(年あたり50万)の積立まで非課税になります。
そのあたりが非課税最大値ですが、投資以上に無理のない範囲を考えないとです。
早見表作ったので、参考になれば幸いです。(運用損益は考慮していません)

年金のように分けて受け取る場合
所得控除内で済みそうなのと手数料も細々かかるので、私はこの制度は使わないかなと思っていますが念の為纏めます。